2004年 08月 15日
有言実行 |
アテネオリンピックが開幕、女子サッカーこそ初戦を勝利で飾りましたが、男子サッカー、女子ソフト、女子ホッケー、女子バレーなどが初戦で黒星を喫してしまいました。それぞれ相手がパラグアイ、オーストラリア、中国、ブラジルでしたので世界ランク等で考えると、全て日本より格上だったのですけどね。ゆえに日本人以外は順当な結果だったと考えているのでしょう。しかし頭で理解していてもやはり日本人としては悔しいというのが本音です。そんなモヤモヤした気分をお家芸である柔道が晴らしてくれました、女子48キロの谷、男子60キロの野村、両者ともシドニーに続いて金メダル獲得です。
谷はとにかく必死というか悲壮感がTVを通じて伝わってきました。直前にケガがあり当然満足な調整はできなかったのでしょう。しかしその怪我の影響を感じさせず、順当に勝ち上がって行く、表情は完全に勝負師そのもの、ニコリともしない(当然か)。オリンピックとしては最後の参戦になることは間違いないこの大会に懸けるものがあるのでしょう。そして迎えた決勝、序盤こそ激しい組み手争いとなりましたが、着実にポイントを重ね優勢勝ち、2大会連続の金メダルを獲得しました。
シドニー五輪は「最高でも金、最低でも金」という目標を掲げて見事に有言実行、そして今回は「田村でも金、谷でも金」という名言を残して大会に臨みました。内容から言えば間違いなくシドニーのほうが良かったのでしょう、決勝も鮮やかに投げ一本で決めてみせましたし。ただ今回のアテネ、怪我等もあり万全でない中、泥臭く執念でもぎ取った金メダルであった印象です。田村亮子は明るい、明快なキャラクターでした(これが本来の彼女のキャラかな)が、アテネの試合に臨んだ谷亮子は怖いくらいの気迫で金メダルを狙って行った勝負師に映りました。とにかく今回も有言実行、タイムアップの瞬間のガッツポーズに恥ずかしいですがウルウルきてしいました。
そして野村、こちらはもう安心して見る事ができたのではないでしょうか。2回戦から準決勝までオール一本勝ち、しかも4回戦は14秒、準決勝は23秒での秒殺劇、こうなれば当然決勝も一本でと期待した。本人も当然そう考えていたと思いますしね、ただ決勝は相手が前に出てこなかった、というより野村を警戒しすぎて出て来れなかった。そうなると警告(教育的指導)が与えられ、相手にポイントが重なっていくので、それをヒックリ返す為に前に出て来るのですが、試合はそのままタイアップ、投げで決める事は出来なかったのですが、危なげなく金メダル獲得、これでアトランタ、シドニー、アテネと3大会連続の金メダル、スゴイのひとことですね。
余談ですが私は今回、決勝の野村の試合がTVにキチンと放映されるか注目していました。なぜならシドニーも女子48キロ、男子60キロの順序で柔道決勝は試合が行われました、そして女子48キロで田村亮子が悲願の金メダルを獲得しました。そこまでは問題なかったのですが、試合後のTVインタビューが長引いてしまい、画面は歓喜のYAWARAちゃんをとらえ続けている中、男子60キロ決勝がスタートしてしましました。しかも野村は秒殺で一本勝ち、ライブで飛び込んできた映像は既にガッツポーズを決めていた野村の姿が・・・・と記憶している。そう試合はライブで放映しなかったのだ。
今回も試合順はシドニーと同じ、そして谷亮子金メダル獲得、インタビューと続きました。TV局も前回の反省をふまえ(?)谷へのインタビューの途中でしたが、画面を男子60キロ決勝に切り替えました。それをドキドキしながらTVの前で何故か安心しているワタシ、野村も金メダルを獲得、決勝フルタイム戦って優勢勝ちをしたのはTV局への配慮だったのか?しかし前回の恨み(?)かインタビュー要請を無視して金メダリストは控え室に消えてしまいました。
これで日本の勢いがつくと良いですね、野球、水泳など期待できる競技はまだこれからですしね。もちろん初戦を落とした男子サッカー、女子バレー、女子ホッケー、女子ソフトだったまだ巻き返しは可能ですから。ただアテネと日本の時差は6時間。眠れない2週間となりそうです。
谷はとにかく必死というか悲壮感がTVを通じて伝わってきました。直前にケガがあり当然満足な調整はできなかったのでしょう。しかしその怪我の影響を感じさせず、順当に勝ち上がって行く、表情は完全に勝負師そのもの、ニコリともしない(当然か)。オリンピックとしては最後の参戦になることは間違いないこの大会に懸けるものがあるのでしょう。そして迎えた決勝、序盤こそ激しい組み手争いとなりましたが、着実にポイントを重ね優勢勝ち、2大会連続の金メダルを獲得しました。
シドニー五輪は「最高でも金、最低でも金」という目標を掲げて見事に有言実行、そして今回は「田村でも金、谷でも金」という名言を残して大会に臨みました。内容から言えば間違いなくシドニーのほうが良かったのでしょう、決勝も鮮やかに投げ一本で決めてみせましたし。ただ今回のアテネ、怪我等もあり万全でない中、泥臭く執念でもぎ取った金メダルであった印象です。田村亮子は明るい、明快なキャラクターでした(これが本来の彼女のキャラかな)が、アテネの試合に臨んだ谷亮子は怖いくらいの気迫で金メダルを狙って行った勝負師に映りました。とにかく今回も有言実行、タイムアップの瞬間のガッツポーズに恥ずかしいですがウルウルきてしいました。
そして野村、こちらはもう安心して見る事ができたのではないでしょうか。2回戦から準決勝までオール一本勝ち、しかも4回戦は14秒、準決勝は23秒での秒殺劇、こうなれば当然決勝も一本でと期待した。本人も当然そう考えていたと思いますしね、ただ決勝は相手が前に出てこなかった、というより野村を警戒しすぎて出て来れなかった。そうなると警告(教育的指導)が与えられ、相手にポイントが重なっていくので、それをヒックリ返す為に前に出て来るのですが、試合はそのままタイアップ、投げで決める事は出来なかったのですが、危なげなく金メダル獲得、これでアトランタ、シドニー、アテネと3大会連続の金メダル、スゴイのひとことですね。
余談ですが私は今回、決勝の野村の試合がTVにキチンと放映されるか注目していました。なぜならシドニーも女子48キロ、男子60キロの順序で柔道決勝は試合が行われました、そして女子48キロで田村亮子が悲願の金メダルを獲得しました。そこまでは問題なかったのですが、試合後のTVインタビューが長引いてしまい、画面は歓喜のYAWARAちゃんをとらえ続けている中、男子60キロ決勝がスタートしてしましました。しかも野村は秒殺で一本勝ち、ライブで飛び込んできた映像は既にガッツポーズを決めていた野村の姿が・・・・と記憶している。そう試合はライブで放映しなかったのだ。
今回も試合順はシドニーと同じ、そして谷亮子金メダル獲得、インタビューと続きました。TV局も前回の反省をふまえ(?)谷へのインタビューの途中でしたが、画面を男子60キロ決勝に切り替えました。それをドキドキしながらTVの前で何故か安心しているワタシ、野村も金メダルを獲得、決勝フルタイム戦って優勢勝ちをしたのはTV局への配慮だったのか?しかし前回の恨み(?)かインタビュー要請を無視して金メダリストは控え室に消えてしまいました。
これで日本の勢いがつくと良いですね、野球、水泳など期待できる競技はまだこれからですしね。もちろん初戦を落とした男子サッカー、女子バレー、女子ホッケー、女子ソフトだったまだ巻き返しは可能ですから。ただアテネと日本の時差は6時間。眠れない2週間となりそうです。
by akihi1971
| 2004-08-15 01:08
| ひとりごと