2009年 07月 09日
幸せな空間 |
連日続いた残業に嫌気がさし逃亡、向かった先はNIIGTA LOTS、待っていたのは佐野元春だ!
今回は新作アルバム「COYOTE」を引っさげてのツアーと銘打っているが、その新作アルバムのリリースは2年前の2007年6月のこと。その半年後に「SWEET SOUL, BLUE BEAT」として全国ツアーも行っており、そこで「COYOTE」からの楽曲も披露されていた。しかし今回のポイントはHKBではなく、アルバムでセッションをともに行った若きミュージシャンたちとのライブハウスでパフォーマンスを行うことであろう。どう考えても刺激的なイベントになると考えてチケットをゲットしこの日を待った。
会場に入ると当たり前だが本当にステージが近い!手を伸ばしても届かないが、僅か数メートル先にモトハルが現れるかと思うとドキドキした。そして会場にはMotoharu Radio Showが流れている、流れてくるGood Muiscに心地よくリズムをとるオーディエンスが多数、本当に良い感じで開演を待った。MRSもエンディングを迎え会場は暗転、バンドメンバーに続きモトハルが登場、カッチョイイ、ひとつひとつの仕草がカッコイイ、素晴らしいパーティーが始まった。
ネタばれになるがCOYOTEからの楽曲を順番に披露していく構成でライブは進行していった。ステージが近いだけに元春とCOYOTE BANDのパフォーマンスが本当に手に取るように見える、それだけで感動しまくりであった。特に一曲あげれば元春がピアノを引きながら歌い上げた「コヨーテ、海へ」が力強く圧巻でありました。その後に続いた「黄金色の天使」への流れは感動的でありました。アルバム「COYOTE」を演奏し尽くし、本編は終了したのだが鳴り止まないアンコールにCOYOTE BANDが応えてくれた。
元春が登場してステージ上からオーディエンスを見渡して「みんな大人になったね」と呟いてからMotoharu Classicが始まった。ある程度予想していた展開だが、オーディエンスもお馴染みの曲の連続攻撃で本編以上に盛り上がりる。小さいハコ、ライブハウスという限られた空間で繰り広げられた濃密で幸せな時間であった。
元春のパフォーマンス、仕草、語り口etc...を至近距離で観る事ができて、本当に幸せな気分に浸った2時間余の初夏の夢でありました。「来年はレコーディングデビュー30周年、何かデカイことをやります」そう約束して去って行った元春、それを信じてまた新潟で彼に再会できる日を待ちたいと思います。素晴らしいライブでした。
by akihi1971
| 2009-07-09 23:43
| ひとりごと