2008年 03月 22日
年度末 |
土曜日の朝、まどろんでいる気持ちのよい朝、いきなり振動が俺を襲った。間違いなく家が揺れている、地震?ここ数年のあいだに続いた大きな地震の揺れの記憶が蘇ってきた。(これは大なり小なり周囲の人間にすり込まれている)
数秒後、その揺れは収まった。そして何故か聞こえるディーゼルエンジンが唸る音、外を見ると近くの道路に数台の重機が集結していた、道路工事か?
ということで家の前の道路も掘りおこしが始まった。まったく不具合のない道路だったが、年度末の予算執行の帳尻合わせだろうか、いきなり予告もなく重機が何台も入り、アスファルト路面が剝がされていった。メチャクチャ快適な土曜日の目覚めとなった。
しかも全面通行止め(!)なんていう看板も立てられた、休日に車を使うなってか、それはちょっと出来ない相談ですよね。静止する警備員を説得し、重機をどかしてもらって車を出した。
よく街を観察してみれば家の前だけでなく、あちらこちらで突貫道路工事を実施中、毎年の事だがなんとかならんのかね。よく地方公共団体様と仕事をすると「予算がない」と値切られまくるのに、無駄な予算を違うところで消費しているのが原因ではないかと突っ込みたくなる。
翌年度の繰り越しができない、違う部署への流用ができない等とった現在の予算執行の矛盾点もあるのだろうが、毎年毎年この時期に不都合のない道路を掘り返すといったことでしか解決できないのだろうか。確かに土建屋さんに代金が流れる事により、景気を刺激するといった公共事業の最大の利点(?)もあるのだろうが、なにか納得がいかない。
予算が余っているのなら、道路を掘り起こす他にもっと景気を刺激する方法はないんだろうか。快適な目覚めとなった土曜日に考えた事です。
by akihi1971
| 2008-03-22 20:00
| ひとりごと