2005年 06月 21日
世間の見方 |
月曜、火曜のニュース、普段モータースポーツなんて扱わないようなメディア、TV、新聞もF1を取り上げていました。もちろんスキャンダラスな扱いで6ですがね。内容は6台のみの出走、14台ボイコットという見出しとともに、6台のみのスタートシーン、表彰台に向けてのブーイングシーンなどとが出てくのであります。
そこにはタイヤがどうだとか、FIAがどうだとかという問題は出てきません。出したところで、短い時間のなかで視聴者や受け手を理解させることは不可能でありましょう。だから一般のニュースとしては「アメリカGPで14台がボイコット、6台のみでレースを続行、フェラーリのミハエル・シューマッハが今季初優勝、無視された観客」と配信されるのでしょう。しかし仕方がありません、これが一般的な見方なのでしょう、そしてこの方向で全世界に発信されてしまうのでしょう、そして大部分の人がこれを信じるのでありましょう。
そこには6台出走までに至る金曜日の経緯、今シーズンのタイヤレギュレーション、最後の最後までギリギリまで20台でレースを行なえるようにと奮闘したオーガナイザー、FIAとチーム側が折衝というシーンは出てきません。もちろん全て事実なのですが、そんなことを世間の人々の知った事ではありません。今回のアメリカGPがF1のパブリックイメージとしてついてまわるのは避けられないでしょう。これを回復するためにどのような策があるのでありましょうか。今回F1が負ったダメージは予想以上に大きいと、改めて思わされます。
そこにはタイヤがどうだとか、FIAがどうだとかという問題は出てきません。出したところで、短い時間のなかで視聴者や受け手を理解させることは不可能でありましょう。だから一般のニュースとしては「アメリカGPで14台がボイコット、6台のみでレースを続行、フェラーリのミハエル・シューマッハが今季初優勝、無視された観客」と配信されるのでしょう。しかし仕方がありません、これが一般的な見方なのでしょう、そしてこの方向で全世界に発信されてしまうのでしょう、そして大部分の人がこれを信じるのでありましょう。
そこには6台出走までに至る金曜日の経緯、今シーズンのタイヤレギュレーション、最後の最後までギリギリまで20台でレースを行なえるようにと奮闘したオーガナイザー、FIAとチーム側が折衝というシーンは出てきません。もちろん全て事実なのですが、そんなことを世間の人々の知った事ではありません。今回のアメリカGPがF1のパブリックイメージとしてついてまわるのは避けられないでしょう。これを回復するためにどのような策があるのでありましょうか。今回F1が負ったダメージは予想以上に大きいと、改めて思わされます。
by akihi1971
| 2005-06-21 22:46
| F1