2004年 11月 09日
戦艦大和 |
昨日CSアニマックスでアニメ「ジパング」を見ました。原作はモーンググで連載中の漫画なのであり、関東地方では地上波TBSが放送しているようですが、新潟地方では放映予定がありませんでした。半ば諦めていたところCSで放送するとの情報を知り、多分の期待を持って鑑賞いたしました。オープンングからの角松副長らの江田島訪問というエピソードは原作にはないエピソードも付け加わえられており、期待を裏切る事はありませんでした。しかも出航手順や、護衛艦の艦内などが妙に原作以上にリアルに描写されておりました。それもそのはず「協力:海上自衛隊」というテロップがエンディングテーマ(BEGINでしたね)とともに流れておりました。
第一話はエイジス艦「みらい」が太平洋上でタイムスリップしてしまい、旧日本海軍の戦艦大和と遭遇するところまでのエピソードが描かれておりました。(航跡がCGを使っているのか妙にリアルでした)その大和を見て思ったのが「今の若い世代は戦艦大和と出てきてもわかるんだろうか?」という漠然とした疑問が脳裏を浮かびました。
私は祖父が帝国海軍に徴用されていた影響もあり、小学生の頃はかなり旧日本海軍の艦船に関する本や雑誌などを見ておりました。今考えてみると変な小学生ですが、同級生にも何名か詳しい奴がおり結構マニアックな話題で盛り上がっていました。大和の姉妹艦はといわれて「武蔵」までは誰でも出てくるでしょう。そこから先、三番艦の「信濃」(空母に改装されてた)まで出てくれば合格点、そして未着工の四番艦「紀伊」まで出てくれば私達の仲間です。
その頃は宇宙戦艦ヤマトが放映されており、その影響で旧日本海軍に詳しくなった奴もいました。ヤマトは戦艦大和ですし、艦載機のコスモゼロは道考えても零式艦上戦闘機(ゼロ戦)、沖田艦長と古代守(古代進の兄)が乗船して冥王星で沈んだ「ゆきかぜ」は駆逐艦雪風(奇跡の船と言われ、大和の沖縄出撃時も無傷で生き残った)ですしね。
まだまだイモヅル式にあの頃覚えた無駄な(?)知識が出てきますが、ともかく戦艦大和というとなにか象徴という意味で単純にスゴイと思ってしまいます。旧日本海軍が当時の持てる技術を全て突っ込んで造った史上最強のバトルシップなのですが、時代は既に大鑑巨砲から航空機へ移っており正直運用は持て余し気味となっていたのです。これほど興味を抱いていた旧日本海軍ですが、ある時ハッと興味がなくなりました、なぜなら戦艦は兵器だと気がついたからです。
子供の頃は「兵器」とう見方はせず、単純にその風貌に憧れを抱いておりました。兵器というものは国や権力によって相手を傷つけることを目的に作られたものです、その意味を理解せず本能的に憧れを持ってしまったとしたら怖い話です。人間は有史以来、大なり小なり常に争いごとを起こしてきたそうです。私達が住む日本が巻き込まれていないだけで、常に地球上のどこかで戦争状態が続いております。私の中にも「争い」を好むDNAが組み込まれているのでしょうか。平和な争いのない世界が良いに決まっておるのです。戦争も人と人との争いも本当にイヤです、悲しい出来事が多すぎます。
久しぶりに(アニメの中ですが)戦艦大和というものを目にしてそう感じてしましました。
第一話はエイジス艦「みらい」が太平洋上でタイムスリップしてしまい、旧日本海軍の戦艦大和と遭遇するところまでのエピソードが描かれておりました。(航跡がCGを使っているのか妙にリアルでした)その大和を見て思ったのが「今の若い世代は戦艦大和と出てきてもわかるんだろうか?」という漠然とした疑問が脳裏を浮かびました。
私は祖父が帝国海軍に徴用されていた影響もあり、小学生の頃はかなり旧日本海軍の艦船に関する本や雑誌などを見ておりました。今考えてみると変な小学生ですが、同級生にも何名か詳しい奴がおり結構マニアックな話題で盛り上がっていました。大和の姉妹艦はといわれて「武蔵」までは誰でも出てくるでしょう。そこから先、三番艦の「信濃」(空母に改装されてた)まで出てくれば合格点、そして未着工の四番艦「紀伊」まで出てくれば私達の仲間です。
その頃は宇宙戦艦ヤマトが放映されており、その影響で旧日本海軍に詳しくなった奴もいました。ヤマトは戦艦大和ですし、艦載機のコスモゼロは道考えても零式艦上戦闘機(ゼロ戦)、沖田艦長と古代守(古代進の兄)が乗船して冥王星で沈んだ「ゆきかぜ」は駆逐艦雪風(奇跡の船と言われ、大和の沖縄出撃時も無傷で生き残った)ですしね。
まだまだイモヅル式にあの頃覚えた無駄な(?)知識が出てきますが、ともかく戦艦大和というとなにか象徴という意味で単純にスゴイと思ってしまいます。旧日本海軍が当時の持てる技術を全て突っ込んで造った史上最強のバトルシップなのですが、時代は既に大鑑巨砲から航空機へ移っており正直運用は持て余し気味となっていたのです。これほど興味を抱いていた旧日本海軍ですが、ある時ハッと興味がなくなりました、なぜなら戦艦は兵器だと気がついたからです。
子供の頃は「兵器」とう見方はせず、単純にその風貌に憧れを抱いておりました。兵器というものは国や権力によって相手を傷つけることを目的に作られたものです、その意味を理解せず本能的に憧れを持ってしまったとしたら怖い話です。人間は有史以来、大なり小なり常に争いごとを起こしてきたそうです。私達が住む日本が巻き込まれていないだけで、常に地球上のどこかで戦争状態が続いております。私の中にも「争い」を好むDNAが組み込まれているのでしょうか。平和な争いのない世界が良いに決まっておるのです。戦争も人と人との争いも本当にイヤです、悲しい出来事が多すぎます。
久しぶりに(アニメの中ですが)戦艦大和というものを目にしてそう感じてしましました。
by akihi1971
| 2004-11-09 23:47
| ひとりごと